【秋季勉強会を開催いたしました!】
本日、丸森英史先生をお招きして、秋季勉強会を開催いたしました。
ご参加いただきました20都道府県、58名のみなさま、ありがとうございました。
丸森先生からは長年の豊富な臨床経験をもとに
たくさんの症例・事例を交えてお話をいただきました。
また、最新の研究等も私たちにわかりやすい言葉で解説してくださり、
大変深い学びを得ることができました。
なかでも特に印象に残ったのは
【う蝕も歯周病も常在細菌叢の問題である】というテーマです。
う蝕や歯周病が感染症であることに違いはありませんが
感染するということと発症するということは全く異なることであり、
発症には大きく食生活が関与するということがわかりました。
続いて、症例発表では会員より
【食生活の変化により歯肉の改善がみられた例】をご紹介いただき、
臨床でのシュガーコントロールの具体例を知ることができました。
今回の勉強会では砂糖と歯科疾患の関係性はもちろんのこと、
世界的な「砂糖との付き合い方の変化」についても学ぶことができ、
グローバルな視点でシュガーを考える機会となりました。
その一方で、明日の診療から生かせるトピックスや
患者さまとの付き合い方のヒントを得る機会ともなりました。
丸森先生の
「(患者さんは)もっと聞いてほしいんじゃないかな」という言葉は
日々の臨床現場で患者さんと接する際に、
本来大切にすべきことを思い出させてくれたように思います。
何より、今回のご講演を通じ、
歯科ではたらく栄養士や管理栄養士の背中を強く押してくださり、
明日からの診療の励みとなりました。
ご講演いただきました丸森英史先生に厚く御礼申し上げます。
次回の定期勉強会の日程は決まり次第ご連絡させていただきます。(^^♪
歯科と栄養 二足のワラジーの会運営委員
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